閉塞感の現状極まれり

手詰まり感が常に私を覆っている。

 

ここ数ヶ月は生死の堺を彷徨っていた。職場での人間関係は臨界点をむかえ、社会人としての最低限の矜持は融解して消えた。四面楚歌の状況。理不尽のオンパレード。心のスイッチをOFFにして防御に徹する。

これが社会というやつさ、自分だけじゃない皆も同じさ。まじめに仕事をする必要なんてない。面の皮を厚くして椅子に座っていればいい。それでお金がもらえるんだから、逆に素晴らしい職場じゃないか。仕事のやりがいなんて犬に喰わせておけばよい。

妄想逞しく、自分を納得させて耐えていた。けれど、そんな状態のまま平然と働き続けられる心を持ち合わせてなかった。どうしても職場で孤立している自分を客観的に見てしまう。人間の屑。コミュ症。給料泥棒。社会不適合者。必死に現実から目を背けようとしても、無駄だった。夜寝る前に現実が無理やり頭をもたげさせる。自己嫌悪。眠れない。体調不良の毎日。頭の中は常に真っ白だった。テレビや漫画のセリフ、人が会話する内容をきちんと理解できない。この現状がこの先ずっと続くと思うと、気が狂いそうになる。

 

気がつけばただ「死」を願うようになっていた。