終わる

年末年始の長期連休が今日終わる。いや、自分のなかではお昼過ぎには既に終わっていた。今この時間は休みであって休みでない。明日にただ怯えるだけで時間はあっというまに過ぎていく。休んでいるという実感がない。

ああ、仕事行きたくない。嫌だ。辞めたい。ずっと引きこもっていたい。いやだあああ。ああああああああああああああ。

結局、連休は何もしなかった。ほとんど家に引きこもり、ゲームしかしていなかった。うんこ製造機の一丁上がりである。ああいやだ。殺せ。誰か俺を殺せ。殺してくれ。

そういえば、以前「閉鎖病棟」というタイトルのブログを見たことを思い出した。ブログのトップには「殺せ、俺はここにいる」というセンセーショナルな文言と、実際に住んでいると思われる住所が記されていた。ブログ主は精神を患っていたようだ。そのブログの記事の一つがとても面白かった記憶がある。その記事の内容は、素性の分からない住所不定の駄目人間を更生させようという話。その駄目人間に仕事を紹介したり、住む処を提供したり、ブログ主とその仲間が色々と世話を焼く。しかし、駄目人間は受けた恩をその場で食い尽くし、次につなげようとしない。一向に自立しようとしない。終いには、お金を借りたまま行方をくらましてしまう。

うろ覚えだか、概ね上記のような内容だったと思う。もう一度件のブログを閲覧してみようと思ったが、ググっても見つからない。閉鎖したのか。

職場において私は、その駄目人間そのものである。他人からの指示を待ち、自ら腰をあげようとはしない。トラブルが起きても、それが自分の責任に因るものかを問わず、対岸の火事のごとく関与しようとしない、知らんぷりである。他人が解決してくれるのを、動かざること山のごとく待ち続ける。そのくせ自分が困ったときは、当然のごとく周囲に助けを求める。周囲が応じてくれない場合は、これまた知らんぷりである。自分がつくった種火が、周りの山々に燃え広がっていくのを上の空で眺めている。そんなことを繰り返していれば、周囲からの白い目線が突き刺さる。線どころかビームである。ホワイトアイビームによって私の身体は既に満身創痍。

ああもう今日が終わる。もう既に終わっているに等しいが、でも終わらないでくれ。頼む。お願いします。タイムマシンはいつ持ってきれくれるんだ、ドラえもん。もう一度12月27日からやり直すんだ。また9連休が私を待っている。さあ早くするんだ、手遅れになる前に。

はあ。